ミッション2030 祈りのカード バックナンバー

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2017年10月 | 2017年12月



祈りのカード 2017年11月

11月の共同祈願

私たちに与えられているこの命を今日一日、神のみ旨に合わせて、誠実に生き抜いていく恵みをお与えください。死に至る日まで、悔いのない日々を送ることができますように。

朝の祈りにおいて:恵みを願って一日を始めよう

  • 今日という一日が与えられたことを神に感謝し、賛美します。そして、今日一日、与えられた命を精一杯生きていくことができるよう、恵みを願いましょう。今日の命がそのまま神への賛美と奉仕になるように、また、今日、具体的に必要な恵みを願いましょう。

晩の祈りにおいて:今日一日の活動をふりかえってみよう

  • 今日一日をふりかえってみましょう。感謝したいこと、悔い改めたいことを見つめ直してみます。さらに、よき最期(死)を迎えられるように、神にすべてを委ねて今日一日を締めくくります。


みことば ~ローマの信徒への手紙6章8節~

 「わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、キリストと共に生きることにもなると信じます」

解説

 11 月は死者の月です。死を想い、死者のために祈る月です。私たちすべての人が最期には死に直面せねばなりません。カトリック教会では、毎年、11 月に死を見つめます。

 死を深く黙想すればするほど、不思議なことですが、生そのものを見直すことにつながってきます。結局のところ、イエスの十字架の死と復活が不可分であるように、私たちの生と死は深くつながっているのではないでしょうか。

 そのため、今月は「生と死」をしっかりと祈ってみましょう。生を見つめることは死を見つめることになり、よき死を準備することはよき生を生きることになるからです。

 近親者を最近亡くされた方々は、故人のために祈りをささげ、自分に残された生を生き抜く力と恵みを願いましょう。

 聖イグナチオの「自分をささげる祈り」は、生を精一杯生きるための祈りでもあり、死に向かう心構えを教えてくれているようにも思えます。この祈りを心から唱えてみましょう。


自分をささげる祈り(聖イグナチオの祈り)―朝か晩、あるいは苦しみや死に直面したときに祈ります―

主よ、私の自由をあなたにささげます。
私の記憶、知恵、意志をみな受け入れてください。
私のものはすべて、あなたからのものです。
今、すべてをあなたにささげ、み旨に委ねます。
私にあなたの愛と恵みを与えてください。
私はそれだけに満たされます。


それ以上何も望みません。

祈りのカード 2017年11月(PDF)

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